今年も3分の1が終了いたしました。収支も12,900円と1万円を大幅に上回ってしまい、心が折れそうな今日このごろです。
今回は、このブログのメインテーマである「競馬は遊びとして成り立つのか?」ということに関して検証してみたいと思います。
先ほど、収支はマイナス12,900円と書きました。今年は4月末までに49の受賞レース(GⅠ:6、GⅡ:17、GⅢ:26)があったのですが、マイナス収支をこのレース数で割ると、約264円(小数点以下繰り上げ)しか使っていないことになるんです。
また、重賞レースがあった週は32週(たとえば1月20日は競馬の開催自体はあったものの、重賞レースはありませんでした)だったのですが、同じくマイナス収支にこの週を割ってみると、404円(小数点以下繰り上げ)となります。
自分は毎回の重賞に1,000円分投票しているので、最低の投票金額である100円であれば、全ての重賞で遊んでいたとしても、なんと1回50円以下で遊んでいることになるんです。
もちろん、ここにはインターネットの通信や電気料金、またテレビを見ている時の飲食代などは含まれていませんが、ボーリングやカラオケと比べても遥かに安価な遊びであることがわかります。(あくまでも「ここまで」のデータですが)
競馬は購入金額が青天井ですから、ギャンブルとして考えると非常に危険なものであることは間違いありません。しかし、この金額が物語っているように、「遊び」として楽しめる人であれば、競馬は決して不健全ではないのです。
とはいえ、「できればプラスにしたい」という方もいることでしょう。(マイナスの自分が言うのもなんですが)以下の点を考慮すると、マイナスを極力抑えることが可能になると思います。
①ハンデ戦を避ける
JRAの重賞では、ハンデ戦が27競争(GⅡ:3、GⅢ:24、2017年現在)あります。このハンデ戦は非常に荒れやすいので、上位人気の馬だけを狙う場合は、非常に危険なレースとなります。ここまでのデータを見てみましょう。
この4月までに、JRAの重賞におけるハンデ戦は10レースありました。この内、1〜5番人気が1〜3着だったレースは、なんと1レース(京都金杯)しかありません。また、JRA重賞49レース(4月まで)のうち、10番人気以降が複勝圏内に入ったレースは9レースしかないのですが、このうち5レースはハンデ戦のものなんです。
「遊び」として競馬を楽しむのであれば、ハンデ戦は避けるのが無難かもしれません。
②やっぱり重賞は人気馬が強い
さすがに重賞ともなると、人気馬が必ずと言っていいほど複勝圏内に絡んできます。
1〜3番人気が全く複勝に絡まなかったレースは、4月までの重賞49レースのうち、わずか3レースしかありません。1番人気にいたっては、なんと33レースも複勝圏内となっています。(ただし、1番人気の複勝は配当が安いため、回収率は91.6%とマイナスになっています)尚、この4月までのうちで、回収率がプラスとなっているのは6番人気だけ(103.1%)です。
以上の傾向を参考にして遊んでいただければ、レジャーとしての競馬を楽しめると思います。
いよいよ5月はクラシック本番。オークスとダービー楽しみですね。来月はプラス収支で終えたいなあ。